<Header>
<Author: 錢起>
<Title: 歸雁>
<Format: 格式不明>
<Year: 2002>
<BookName: 唐詩選のことば>
<Translator: 石川忠久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 歸雁（きがん）>
<BookPage: 66-67>
<UsedPage: 2>
<Feature: 2, 4>
<End Header>
<Poem>
瀟湘何事等閑回，
水碧沙明兩岸苔。
二十五弦彈夜月，
不勝清怨却飛來。
<End Poem>
<Translation>
雁よ、どうしてこの美しい瀟湘地方を見捨てて、北へ帰ってゆくのか。
水はみどりに澄み、砂浜は明るくかがやき、両岸には青く苔がむしているのに。
月夜に、二十五絃の瑟$大琴$をかなでる音がするので、
その清らかな怨みにたえかね、飛び帰るのです。
<End Translation>
<Formatted Translation>
雁よ、どうしてこの美しい瀟湘地方を見捨てて、北へ帰ってゆくのか。
水はみどりに澄み、砂浜は明るくかがやき、両岸には青く苔がむしているのに。
月夜に、二十五絃の瑟$大琴$をかなでる音がするので、
その清らかな怨みにたえかね、飛び帰るのです。
<End Formatted Translation>